子どもが中学生までに身につけて良かったと思える5つの習慣

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子どもが中学生までに身につけて良かったと思える5つの習慣

自分自身は子どもの頃、“問題児”と言われるような存在でした。そのため、

ととにゃん

自分の子どもには同じ思いをさせたくない――。

そんな思いから、子どもが中学生になるまでに「これだけは身につけさせよう」と決めていた習慣が5つあります。

そして、実際に小学校6年間(今も継続中)取り組ませてみて、「やってよかった」と実感した習慣を5つご紹介したいと思います。

目次

1. 毎朝20分の勉強

毎朝20分、算数・漢字プリント、そしてベネッセの「チャレンジタッチ」をやっていました。

ととにゃん

たった毎朝20分で効果あるの?

と思われたかもしれませんが、目的は成績をあげることではなく、1日のリズムを作ることなので20分で問題ありません。

なお、継続するポイントとしては、親も一緒にやることだと思います。

そのため、小学校5年生頃までは子どもと一緒に毎朝机に向かっていたので、「朝は机に向かうのが当たり前」という空気が、自然と定着していきました。

2. 毎朝のトイレ掃除

毎朝、子どもにトイレ掃除をしてもらっていました。

これは、PL学園の「徳を積む」という教えに影響を受けて始めたものです。

大谷翔平選手も高校時代に「ゴミ拾いや挨拶」などを目標に掲げて実践しており、それが注目されましたが、PL学園などでもおこなわれていた取り組みでもあります。

これらの取り組みは「運をよくするため」と誤解されがちですが、本質はそこではありません。

本質は、「周囲に気づける力」を育てることにあります。

例えば、トイレ掃除を始める前に「今から掃除しても大丈夫なのか?」と家族に声をかけたり、トイレットペーパーの残りが少なければ、気づいて補充しておく。

そうした小さな気配りや変化への気づきが、掃除という行動を通じて自然と身についていきます。

ただ単に、“掃除をする”のではなく「誰かのために環境を整える」という意識こそが、この習慣の一番の価値だと感じています。

3. 報酬型のお小遣い制度

うちには「定額のお小遣い」というものがありません。

欲しいものがあるなら、その分手伝いをして「稼ぐ」、これがわが家のルールです。

そのため、お手伝いの内容に応じて報酬金額を決めた「お手伝い料金表」を作り、難易度が高いほど報酬も上がる仕組みにしています。

スクロールできます
お手伝いの内容報酬金額
トイレ掃除500円/月(基本的に1日でもサボったら0円)
オフロ掃除50円/1回
ご飯作り【朝食】100円/1食、【昼食】150円/1食、【夕食】200円/1食
床掃除
(リビング+廊下)
10円/1回
掃除機
(リビング+廊下)
10円/1回
買い物距離、重さなどによって変動(20~200円)
マッサージ出来高制(10~200円)
【2025年度】我が家のお手伝い料金表

「お手伝いは自発的にやるものだ」という意見もありますが、私自身は仕事などで培ったスキルを無料で提供することは滅多にありません。

そのため、年齢に伴ってお小遣いが上がるような仕組みは、「与えられることが当たり前」の感覚を育ててしまう気がして、我が家では導入していません。

ととにゃん

トイレ掃除は半強制、それ以外は任意なので、中学生になった今の方がお小遣いが少なくなる逆転現象が起きています(笑)。

4. お金の管理は子ども任せ

お手伝いで得たお金は、すべて子ども本人に管理させています。

何に使おうと、基本的に親は口を出しません。

その結果として、小学4年生のときに大きな“学び”がありました。

ある日、「にゃんこ大戦争」というスマホゲームにハマった子どもが、「5,000円課金すれば超レアキャラが手に入る」と言い出し、自分のお金で課金しました(スマホは親のものを貸していました)。

…しかし2ヶ月後、

困ったにゃん

超レアキャラに課金して失敗した…。
もしゲームソフトだったら、飽きたらAmazon(※)で売れたのに・・・。

と、子どもが後悔していました。

それ以降、スマホゲーム(ソシャゲ)に対する熱は一気に冷め、買い物をする時は「あとで価値が残るかどうか?」を考えるようになりました。

※自分がAmazonで不要品を売っているので、子どもの不要品も頼まれたら販売しています

5. 夜の21時までに就寝

夜22時までに寝ると、成長ホルモンの分泌が活発になる」と言われています。

これはいわゆる“ゴールデンタイム”と呼ばれる時間帯で、成長期の子どもには特に大切です。

大谷翔平選手も「しっかり寝ることの重要性」を語っていますが、実際に子どもが早く寝ると、朝の目覚めがよくなり、自然と生活リズムも朝型になります。

そのため、中学受験の塾は「遅くまでやらない塾」を基準に選びました。

ととにゃん

流石に塾に通うようになってからは、就寝時間が21時半過ぎになったこともありました。

夜早く寝ることで健康になり、生活リズムも安定し、朝勉強の習慣も根付きやすくなるので、「一石三鳥」の効果でした。

まとめ

どれも特別なことではありませんが、「親が意識して環境を整える」ことで子どもの習慣は大きく変わると思います。

正直、完璧にできたわけではありませんが、それでもこの5つの習慣は、間違いなくわが子の土台になったと感じています。

もし、これから子育てを始める方、小学生のお子さんをお持ちの方がいたら、参考にしていただければうれしいです。

子どもが中学生までに身につけて良かったと思える5つの習慣

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