
「速さの公式」って、すぐに忘れちゃうんだよな~。
小学校で習った 「速さの公式(キハジの法則)」は便利ですが、公式を覚えていたとしても、本質を理解していなければ、受験算数や少し複雑な「速さの」文章問題に苦手意識を持ってしまうかもしれません。
そんな「速さ」に関する問題に対して“公式”ではなく、線分図を使って「速さ」の本質を理解させてくれる参考書が下記の「強育ドリル 完全攻略 速さ」です。
対象:小学3年生~
- 算数の速度問題を公式を使って解いている
- 速さの文章問題が少し複雑になると解けない
- 中学受験の基礎固めをしたい
難易度・目的





この本では 線分図を描きながら考えることで、速さの問題を根本から理解できるようになります。
算数の「速さ」の問題を解くのにキハジの法則は不要
この宮本哲也先生の「強育ドリル 完全攻略 速さ」の参考書では、一切「速さの公式(キハジの法則)」はでてきません。
その代わりとして、問題を解くのに使うのが線分図です。
“時速”とは1時間に進んだ距離(道のり)のこと
「速さ」で知っておくべき大切なポイントは、
「“時速”とは、1時間に進む距離(道のり)」
だということです。
例えば、時速120kmとは「1時間で120km進む速さ」のことを表わし、線分図で表わすと下記のよう描くことができます。


では、次のような問題があったとします。
車が時速120kmで走った場合、20分間に何Km進むでしょうか?
この場合、速さの公式(キハジの法則)に当てはめようとすると、20分を分速に直して・・・とか考えてしまうかもしれませんが、線分図にしてみると下記のように描くことができます。


すると、答えが“40km”だということが視覚的に理解できるのではないでしょうか?
丁寧な解説と「問題数20題+入試問題8題」に厳選
この参考書では、算数に苦手意識のある子どもでも会話形式でわかりやすく解説されています。
そのため、問題数は「本文20題+入試問題8題」に絞られていますが、基本的な速さの問題から、入試レベルのすれ違いまではカバーされています。



ダイヤグラムや比を使って解く問題まではカバーされていません。
とは言え、うちの子どもは、この「強育ドリル 完全攻略 速さ」の問題集を3周したことにより、速さの問題は得意な単元になりました。
もし、算数の「速さ」の問題に苦手意識のある子はやってみることをオススメします。

