週刊文春の無責任なena(エナ)のゴシップ記事について思うこと

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週刊文春の無責任なena(エナ)のゴシップ記事について思うこと

週刊文春が「進学塾ena 異例の『22泊23日夏合宿』の裏で大量退職が起きていた!」という記事を発表しました。

しかし、子どもをena(エナ)に通わせている親の立場からすれば、これは大きなお世話であり、この時期に混乱を招くような記事を出したことに疑問を感じます。

こうした記事は、読者の不安と好奇心を煽って週刊誌だけが得をする“ゴシップ”に他なりません。

ととにゃん

教育に関わる現場を混乱させ、子どもたちの努力を無視するような報道は控えるべきだと思います。

もし、どうしても取り上げたいならば、入試シーズン真っ只中の夏ではなく、比較的落ち着いた春(2~4月)に発表すべきではないでしょうか。

ゴシップ(gossip)について

この記事内では、読者の好奇心を煽ることを主目的とし、真実追求や公益性を伴わず、娯楽的に消費される傾向が強いものを“ゴシップ”としています。

目次

enaの『22泊23日夏合宿』は異常なのか?

ena(エナ)の『22泊23日夏合宿』は、世間の一部で「長すぎる」「虐待に近いのでは」と、批判を受け話題になりました。

しかし、私はむしろ子どもの生活習慣や意識を変える貴重な取り組みだと考えます。

ととにゃん

1週間程度では、習慣や意識は変わらないので、この合宿(取り組み)の意図は理解できます。

たとえば、これが「22泊23日のサッカー合宿」や「22泊23日の語学留学」であったなら、同じように批判されたしょうか?

実際、2〜3週間の語学留学は、中高一貫校の前期生でもおこなわれていますし、私の小学校時代の同級生も夏休みの期間中、サッカー留学をしていました。

スポーツや語学であれば容認される長期合宿が、勉強となると「子どもを自由にさせるべきだ!」と批判されるのは何故でしょうか?

むしろ大人になってから、他人の不倫や芸能スキャンダルを長期間張り込むような仕事に就かないように、こうした学びの場で得た経験を活かして、自分の未来を切り開いてほしいと思います。

ゴシップ報道、かっこ悪い。

言論の自由は「責任」とセットである

言論の自由は民主主義社会の基本です。

しかし、それは「公益性ある情報を提供する責任」とセットであると思います。

週刊誌(週刊文春)が本来報じるべきは、権力の不正や社会全体に関わる重大事ではないでしょうか。

ところが、教育の現場で子どもたちが努力している最中に「内部事情」をセンセーショナルに書き立てることに、どれほどの社会的意義があるのでしょうか。

今回の記事は、公益性よりも販売部数やアクセス数を優先した「娯楽消費型ゴシップ記事」だと考えます。

しかも、記事の核心部分は有料課金をしなければ読めない仕組みになっており、公益目的の報道ではなく「スキャンダルを商品化」していることが明らかです。

真に公共性がある報道ならば、社会に警鐘を鳴らすべき事実は無料で公開され、広く共有されるべきではないかと思います。

enaに子どもを通わせた感想と実感

記事にあるとおり、退職者が多いというのは実感としてその通りだと思います。

また、女性講師の退職が多いというのもその通りだと思いました。

実際に子どもが通っていた時に、講師の人数不足により、学力別でおこなっていた授業が一緒の授業になってしまうことがありました。

その為、わが家では、塾に行くより自宅で勉強した方が効率がいいと思った授業は、映像授業に切り替えました。

かかにゃん

“コロナウイルス”や“インフルエンザ”の対策も兼ねているよ。

そのため、enaの経営陣は講師が安心して働ける仕組みづくりに取り組むべきだとは思います。

しかし、だからといって文春のように「大量退職」というセンセーショナルな見出しで煽り、他のスキャンダルや猟奇事件と同列に並べるのは違うのではないかと考えます。

これは教育問題をまじめに提起する姿勢ではなく、教育問題を単なるゴシップとして扱っているからだと考えます。

最後に・・・

話は変わりますが、現在、文京区には教育を目的として多くの中国人家庭が移住してきています。

その理由として「教育環境の良さ」や「治安の安心感」もありますが、最大の要因は、日本の大学入試の難易度が中国や韓国に比べて相対的に低いからです。

中国の大学入試(高考)は数千万人が挑む過酷な競争であり、韓国でもSKY大学(※)に入るのは至難の業と言われています。

そのため、中国の富裕層は「日本なら東大を含む難関大学にも比較的入りやすい」と判断し、日本に移住しているのです。

ととにゃん

つまり、日本の教育の質が高いから移住しているのではなく、日本人の学力が低いため、移住しているのです。

かかにゃん

ライバルとしてみられてないのね・・・。

このような状況下で、今回の文春のような煽り方は、教育現場を支える人々の足を引っ張り、子どもたちの学びを妨げるものではないかと考えます。

※韓国における3大トップ(ソウル大学校・高麗大学校・延世大学校)の英文表記 (Seoul National University / Korea University / Yonsei University)のイニシャルを取って作られた造語

その会社に残り、組織をより良く変えていくための内部告発には一定の意義があります。
しかし、退職後におこなわれる告発は、改善への責任を果たすのではなく、単なる破壊行為に近いものだと私は考えます。

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