元々、我が家にはカラー専用のインクジェットプリンターと、仕事用のモノクロレーザープリンターの2台がありました。
しかし、どちらもA4までしか印刷できなかったため、B4やA3を印刷したいときは、近所のコンビニでコピーしていました。
ところが、ある日、

毎回、コンビニで塾のテキストのコピーなんてしてられないよ。
と不満が爆発したため、子どもが塾に入って3ヶ月後ぐらいに、A3対応のプリンターを購入しました。
結果、買って大正解でした。



特に過去問は、実際のサイズ(A3)に合わせて、2,000枚近くコピーしたので自宅にプリンターがあって助かりました。
なお、家庭で使用するA3対応のプリンターであれば、Brother製品がオススメです。


中学受験の必須アイテム!A3対応のプリンター
中学受験を控える家庭にとって、A3対応のプリンターは必須アイテムだと思います。
中学受験にA3対応プリンターが必要な理由
中学受験にA3対応プリンターが必要な理由3つです。


01 問題や解答用紙を実物大で印刷
中学受験の過去問は、記述式の問題も多く、解答欄のサイズによって書ける字数が変わることがあります。
A4サイズに縮小コピーすると、実際の試験とは異なる感覚になってしまうため、本番と同じA3サイズで印刷できるプリンターは必須です。


02 自宅でコピーすればコスト削減
テキストの問題や過去問、模試の復習など、年間でコピーする枚数は膨大です。
コンビニで毎回コピーするとコストも手間もかかるため、自宅にプリンターがあれば手間を省ける上に印刷コストも抑えられます。


03 スキャン機能でデータ管理
塾のプリントや問題集をスキャンしてデータ化することで管理がしやすくなります。
また、印刷する時もデータから一括でプリントできるようになります。



中学に入学してからは、スキャン機能をよく子どもが使っています。
A3対応プリンターのおすすめは「ブラザー」か「エプソン」の2択!
家庭用のA3対応プリンターは選択肢が限られています。
代表的なメーカーとしては、ブラザー(Brother)、エプソン(Epson)、キャノン(Canon)、ヒューレット・パッカード(HP)などがあります。
しかし、キャノンは、高機能な分、価格が高くなりやすいという難点があります。また、ヒューレット・パッカードは流通量が少なく、インクや消耗品の入手が難しいというデメリットがあります。
そのため、中学受験用としてA3対応プリンターを選ぶなら、ブラザー(Brother)かエプソン(Epson)の二択ではないかと思います。



中学受験向けのプリンターとして、価格や機能が似ている2機種を比較しました。
ブラザー MFC-J7300 | エプソン PX-M6011 | |
---|---|---|
印刷コスト | カラー 6.5円/枚 | モノクロ 1.7円/枚モノクロ 3.0円/枚 カラー 9.9円/枚 |
サイズ | 約575×477×375mm | 約515×450×350mm |
スキャン | パソコン、スマホ対応 | パソコン、スマホ対応 |
本体価格 | 4万5千円前後 | 3万6千円前後 |
年式 | 2022年製 | 2020年製 |
商品の詳細を確認する | 商品の詳細を確認する |
本体価格や設置スペースを重視するなら“エプソン PX-M6011”、ランニングコストや使い勝手の良さを考えるなら“ブラザー MFC-J7300”が優れていると思います。
A3対応プリンターをレンタルするという選択肢も!
A3対応のプリンターはサイズが大きく、日常生活ではほとんど使わないのに場所を取って邪魔だと感じる方もいるかもしれません。
「普段は必要ないけど、過去問対策の時期だけA3プリンターを使いたい」という場合は、レンタルサービスを利用するのも一つの選択肢だと思います。
例えば、ドコモが運営する「kikito(キキト)」では、A3対応のプリンターをレンタルすることが可能です。
kikito(キキト)では、1週間の短期プランで、約7,400~9,000円でレンタルすることが可能。
また、月額サブスクリプションだと、月額2,200円なので、約13,000円(最低半年間の継続利用が条件)で半年間レンタルすることができます。


※具体的なレンタル料金やサービス情報は公式サイトをご確認ください
ただし、受験シーズンは需要が高まり、貸出待ちになることがあるため、注意が必要です。
実際に購入してわかった「MFC-J6583CDW」のレビュー
約4年間、ブラザーの「MFC-J6583CDW(MFC-J7300は後継機)」を使用しています。
結論として、「中学受験においては最適なプリンターの一つ」だと断言できます。
子どもが塾に通っていた時は、塾のテキストの問題をコピーしたり、塾から配られるプリント類をスキャンして整理してました。
また、過去問をスキャンしていつでも取り出せるようにデータ化していました。
なお、デメリットしては、A3やB4サイズの用紙をセットすると、トレイからはみ出るため、見た目が不格好になるところです。





あと、写真などの高画質の印刷にも向いてないので、その辺は割り切る必要があるかも・・・。
プリンターを長持ちさせるためのポイント
プリンターを長持ちさせるポイントは以下2点です。
- 互換性インクは使わないこと
- 安いコピー用紙は使わないこと
この2点を守るだけで、故障するリスクを避けることができるはずです。
以前勤めていた会社では、互換性インクを使い、安い黄ばんだ用紙を使っては紙詰まりを繰り返して、ほとんどのプリンターが2年持ちませんでした(会社の方針で最安値の商品しか買えませんでした)。
特に、安価なコピー用紙は本当に薄くて滑りやすいので、KOKUYO(コクヨ)などの信頼できるメーカーの用紙を使うことをオススメします。





なお、子どもが中学生になっても、A3対応のプリンターは大活躍しているので、今の中学・高校生には必須アイテムだと思います。

