年が明けると、まず1月上旬から埼玉県内の私立中学校の入試が始まります。
そして、2月1日から4日にかけて、いよいよ中学受験(中学受検)の本番を迎えます。
受験日が近づくにつれ、ご両親の頭の中は、きっとさまざまな不安でいっぱいになっていくのではないでしょうか。
たとえば――
- 体育の授業や日常生活で、怪我だけはしないでほしい
- 冬の流行期に、風邪やインフルエンザにかからず過ごしてほしい
- そして何より、本番では、これまで積み重ねてきた力をきちんと出し切ってほしい
わが家も、同じように多くの不安を抱えながら、中学受験当日を迎えました。
その中でも、親として一番怖かったことは、インフルエンザや新型コロナウイルスに感染し、試験の出来以前に「試験そのものを受けられなくなる」ことでした。
しかし現在は、オンライン診療などを通じて、インフルエンザの予防内服(タミフル等)について医師に相談できる選択肢があることを教えてもらいました。
どんなに準備しても「体調不良」は一瞬で全部を奪う
ご存じの通り、中学受験は、長い時間をかけて積み上げてきた勝負です。
わが家は、小学校5年生になったタイミングで入塾しましたが、それでも中学受験にかかった費用は、結果として150万円以上になりました。
小学校低学年から塾に通い、いわゆる私立中学受験コースを選択しているご家庭であれば、これまでにかかった費用が300万円前後になっているケースも、決して珍しくないと思います。
それなのに、試験の直前に高熱が出たら、その時点で努力の成果を試す舞台にすら立てません──。
特にインフルエンザは感染力が非常に高く、学校内だけでなく、塾という閉鎖的な環境でも一気に広がるリスクがあります。
そのため、受験勉強と同じくらいインフルエンザ対策も“受験対策の一部”だと思いました。
インフルエンザ対策や予防方法について
では、実際にわが家ではどのようなインフルエンザ対策をしていたのかというと、手洗い、うがい、マスクの着用、こまめな換気など、一般的に「大切だ」と言われている基本的な対策は、すべておこなっていました。
もちろん、受験生本人だけでなく、家族全員でインフルエンザワクチンも接種しました。
それでも、わが家の子どもは、12月にインフルエンザに感染しました。
そして、その際に子どもを連れて受診した病院で、初めて知ったのが「予防内服」という考え方でした。
インフルエンザの「予防内服」とは?
予防内服とは、インフルエンザにかかってから治療するための薬を、発症を抑える目的で、医師の診察のもと服用する方法です。
具体的には、タミフル(オセルタミビル)や、イナビル、ゾフルーザといった抗インフルエンザ薬が選択肢になります。
その病院では、「どうしても休めない状況」や「感染リスクが非常に高い局面」などの場合に、処方しているということを教えてもらいました。
そして、これまでの子どもの診療記録がある場合に限り、本人(子ども)が来院しなくても、保護者のみでもで薬を処方するケースがあるとのことでした。
もちろん、予防内服として薬を服用した場合でも、100%インフルエンザの発症を防げるわけではありません。
ただ、その医師からは「状況によっては発症リスクをおよそ80~90%程度下げられる」と報告されている、といった説明を受けました。
ワクチン接種のポイントと、受験期に期待できる効果


インフルエンザ対策の中でも、広く知られている予防策がインフルエンザワクチンの予防接種です。
ワクチンを接種しておくことで、インフルエンザに感染するリスクそのものを下げられるだけでなく、仮に感染した場合でも、症状が軽く済み、重症化を防ぐ効果が期待できるとされています。
なお、ワクチンは接種後効果が現れるまで約2週間かかり、その後の効果の持続期間は約3~5か月といわれています。
そのため、受験シーズンである1~2月に十分な抗体を保つためには、冬休み前までには接種を終えておきたいところです。
オンライン診療という安心感
さらに最近では、スマートフォンやPCを使って医師の診察を受け、自宅に薬が届く「オンライン診療」が利用できます。
オンライン診療を利用すれば、保護者がわざわざ病院へ足を運ぶ必要がありません。
そのため、通院や待合室での人との接触を避けられる(減らせる)という点は、受験期において大きな安心材料だと感じました。
一方で、知っておくべき点もあります。
予防内服は、多くの場合保険適用外の自費診療となります。
費用の目安としては、診察料・送料・薬代を含めて、1〜2万円になるケースが一般的です(※金額は、薬の種類や時期によって変動します。)。
なお、オンライン診療を行っている「クリニックフォア」では、インフルエンザの予防内服として、「オセルタミビル(タミフル後発品)」「イナビル」「ゾフルーザ」といった3種類の薬剤を取り扱っています。
ただし、医薬品である以上、副作用の可能性があることも理解しておく必要があります。
一般的に知られている副作用
- 吐き気(嘔吐)
- 下痢
- 腹痛(腹部の違和感)
- 食欲不振 ..etc
そのため、服用の可否や薬の選択については、必ず医師の説明を受けたうえで判断することが大切です。
服用する服用しないに関わらず、万が一に備えて持っておくと安心だと思います。












